入試やテストは時間との勝負!そのためテストがマークシートの場合に
- 問題を解いたらすぐにマークする
- 後でまとめてマークシートを塗る
どちらがいいのかよく質問を受けるんですよね。
ということで今回は、マークシートを塗るタイミングとコツ!ミスを無くして点数を上げるアイディアと題してお伝えします。
また、マークシートを効率的に塗っていくための便利ツールについても紹介しているので、ぜひご覧ください。
contents
マークシートの塗り方!書き間違いを減らすために
マークシートを塗るタイミングは
問題を解いたらすぐにマークする
ことをおすすめします!
そのメリットは
●マークシートを問題ごとにすぐマークすることのメリット
- 時間が読みやすい(→安心につながる)
- 問題とマークする場所とを確認しながらできる(ズレ防止)
- ズレていたら気がつけるタイミングが多い
という点があるのですが、「効率的にって言ったら後でまとめてやった方がいいだろう」と思われる方も多いと思います。もちろん「作業としてマークシートを塗る」ことを考えればまとめてやった方が効率的でしょう。しかし、「試験としてマークをする」ことを考えた場合には「問題を解いたらすぐにマークする」ことをおすすめしたい、以下の理由があるのです!
問題を解いたらすぐマーク!をおすすめする理由
入試やテストで大切なことは
- 時間内に
- できるだけ高得点を取ること
ですよね。
そこでマークシートを塗ることに関して注意しなければならないのは
- マークするのに無駄な時間をかけない
- マークミスをしない(ずらしたりしない)
ことと言えます。
マークシートのテストでは「時間を割いて、ミスなく塗る」という作業が加わるため、勉強の実力とは違った部分で点数を下げてしまうリスクがありますよね。
場合によっては「この問題はできた」「勉強して知っていた」にも関わらずマークミスで不正解という、悔しい結果だってあり得るわけです。
逆に言えば、マークシート式のテストではミスをしないことを一番重視するべきではないでしょうか。そのミスをしないことに重点を置いたマークシートの塗り方が「問題を解いたらすぐにマークする」なんです。
ただ、これだと理由になっていませんよね。どうして問題を解いたらすぐにマークをするとミスを防ぎ、点数をあげられるのかについて説明します。
問題を解いたらすぐマーク!で点数が上がる理由
上でもメリットとして書かせてもらいましたが、問題を解いたらすぐにマークをするとミスが防げる理由は
- 時間が読みやすい(→安心につながる)
- 問題とマークする場所とを確認しながらできる(ズレ防止)
- ズレていたら気がつけるタイミングが多い
などが挙げられるでしょう。ここからは細かくなるので折りたたみます。
問題を解いてすぐにマークすれば
- 時間が読みやすい・安心→残り時間がうまく使える
- ミスに気がつくチャンスが多い→ムダな失点が減る
→点数が上がる
とは言っても、デメリットがないわけではありません。ここからはマークシートをうまく塗っていけるように、先にマークすることのデメリットと対処法をお伝えします。
問題を解いたらすぐマーク!のデメリット
「問題を解いてすぐにマークする」のデメリットは
- 問題と解答とを行ったり来たりするので混乱しやすい
- まとめてやるよりも時間がかかってしまう
ことです。
問題と解答とを行ったり来たりするので混乱しやすい
作業が多く混乱することは確かでしょう。しかし、記述する解答用紙でも同じはずです。大切なのはミスなく答えていくことで、そのために重要なのが普段のトレーニングです。
具体的には普段からノートを使って問題を解いていくことが効果的でしょう!
特に中学生だとワークで勉強することがあり、そのまま本に書き込みますよね。テキストに書く・書かない議論は色々な考えがあると思いますが、テストは通常問題冊子と解答用紙が別々です。普段の勉強でも同じように、問題が書いてあるテキストと、問題を解くノートとを別にすることで、問題を探すことや読み取ったことを書いていくトレーニングになります。
まとめてやるよりも時間がかかってしまう
「問題を解いてすぐにマークする」ことの一番のデメリットが時間でしょう。早さの点ではまとめてやることにはかないません。
ただ、「問題を解いてすぐにマークする」目的はミスや失点を減らすことです。正確にできるように時間を使ったとも考えられますし、まとめてやってもミスしたら余計に時間がかかるとも考えられます。
時間をとるか正確さをとるかで答えは変わってきますが、ミスをない自信があるのであればまとめて、万が一のミスが心配なときにはその都度マークしていくといいでしょう。
ところでマークシートの試験では鉛筆を指定されることがありますよね。以前までは「シャーペンでも変わらないと思って」いたのですが、実は鉛筆が指定される理由があったんです。これを知って「これからはマークシートは鉛筆でやろ」と思ったので紹介します。
マークシートで鉛筆が指定される理由
マークシートは機械が光の反射を使って黒と白とを区別して読み取るシステムです。(中には黒を判定するものもあるようです)
- 塗ったところが黒→光を反射しない
- 塗っていないところが白→光の反射する
というわけなのですが、シャーペンだと以下の心配があると言われています。
●シャーペンでマークシートを塗ると
- 芯に光を反射しやすい成分も含まれる→マークありがなしと判定される
- シートが傷つき消してもうまく反射されない→マークなしがありと判定される
以上のようなことも可能性としてはありえるため、鉛筆が指定されるようですが。マークシートのマークはそこまで気を使わなくても正しく読み取れるとされています。また、大学入学共通テストでは1つのシートを2回、異なる機械で読み取るそうです。そして2つの機械で異なった結果が出た場合には職員の方が目視で確認するなど、ミスがないような体制がとられているので、マークをすることに神経質になる必要はないでしょう。
ところで、マークシート専用鉛筆というものをご存知でしょうか。書きやすく時間短縮や読み取りミスの防止にもつながるうえ、受験生へのプレゼントにも最適です。いくつか紹介しますのでぜひご覧ください。
マークシートに適した鉛筆
マークシートの読み取りを考えるとマークシートに適した鉛筆の条件は
- 光を反射する成分が含まれていない
- 削りすぎて尖っていない(先が少し丸まっている)
- きれいに消える
と言えますね。これらを十分に満たすマークシート用の鉛筆が開発されています!
MONO消しゴムのMONOが開発したマークシート用鉛筆です。その特徴は
- 超微粒子芯の効果で、濃く、はっきりマークできる
- こすれによる汚れの心配もほとんどない
- プラスチック消しゴムとの相性がよく、しっかりきれいに消える
- 鉛筆のデザインが無地なため多くの試験で使える
と、マークシート試験専用鉛筆としての機能の揃った鉛筆になっています!
ロングセラー三菱鉛筆ユニのマークシート用鉛筆です。その特徴は
- 濃い・美しい・消えるが揃っているできる
- 塗るように塗りつぶせて時間短縮もできる
というものです。わたしもこのグレーの鉛筆を愛用しています。HBという硬さとは関係なく芯が柔らかい印象で、本当に塗るように塗りつぶせますよ!
マークシート専用というよりも受験の験担ぎ、縁起物といった印象の鉛筆です。もちろん「マークシート用」とされています!
- 五角形→合格
- オクトパス→「置くと」「パス(合格)」
「これを使って合格しました」なレビューが沢山です!プレゼントにもピッタリですね。
マークシート用消しゴムも!
マークシート用紙は少し硬めでクリーム色をしていますよね。これはOMRやOCRと呼ばれる紙で、マークシートの読み取りに適した用紙となっています。そして、特別な用紙を使っているということで、消しゴムもそれに合ったものがあります!
uni マークシート用鉛筆とセットで使いたい三菱鉛筆のマークシートの用消しゴムです。細長く(65×17×12mm)、細かい部分も消しやすい形となっています。
マークシート用とされていますが普段使いもこれ一つで十分でした!
セットもあります!
三菱鉛筆のマークシート用の鉛筆・消しゴム・鉛筆削りセットです!
●セット内容
- マークシート用鉛筆HB×3(キャップ+削り済み)
- マークシート用消しゴム
- ポケットシャープナー(鉛筆削り)
- 受験のチェックシート
- ケース
これだけあれば安心ですね!
削ったばかりの鉛筆が折れる!原因と芯が折れない削り方
入試に向けて鉛筆を使い始めたという報告を聞くのですが、同時に多いのが「削っても削っても芯が折れてしまう」という言葉です。
ありますよね、削ったと思ったら根本から心が折れて、もう一度削り直しということが。
その理由を以前までは「落としたりして鉛筆の中で心が折れていた」「心が折れやすい鉛筆だった」と考えていたのですが、そんな事はなく、削り方に問題があったようです。
結論を言うと
- 折れる原因→削り方が悪い
- 折れない削り方→鉛筆だけを回す
となります。
どうやら鉛筆は落としたくらいで芯が折れる程では、製造すらできないそうです。削ったばかりの鉛筆の芯が折れる原因は削ったときに芯を歪めているからで、ちょうど木から芯が出てきたところが支点になって「ボキッ」となってしまっているということでした。
対策は鉛筆削りは回さず→鉛筆だけを回すことです!雑巾絞りみたいにひねってはいけません!あとは力任せに「回す」のではなく、鉛筆を「削っていく」イメージを持って回していきましょう。
鉛筆も削って準備万端だと思っていたら、鉛筆の芯が折れていた…試験本番でこんなことがあったらたまったものではありませんよね。もちろんこの削り方でも折れるときは折れると思うので、芯を触って折れていないか確認しましょう!