勉強のやる気はあるけど、集中できない…
焦るんだけど、始めたと思うと気が散ってしまう…
こんなことが続くと、自分には集中力がないのでは?と思ってしまいますよね。
なんとか集中して勉強するためにはどうしたらいいのか?
中には音楽がいいと言う人もいて、それくらいならすぐにできそうです。
そして音楽だけではありません。
今回は勉強に集中するための音楽やその他の方法、集中力を高めるとされる食べ物などをまとめました。
ぜひ参考にしてください。
集中力を高める音楽は?
勉強に関して音楽をかけることの効果は
- 気晴らしになって嫌な勉強も続けられる
- 全く音がない緊張感から開放される
ことです。
つまり、音楽を聞くことで集中力が上がるわけでは無いんですね。
もう少し詳しく説明すると、音楽は脳の注意をひくため集中にマイナスな部分もあるそうです。
ただ、集中し始めると音楽は聞こえなくなるものです。
そして、疲れたときやイライラしたときに好きな音楽が聞こえれば、少しは気分が晴れますよね。
やめたくなりそうな勉強も続けられるきっかけになります。
また、全く音がない環境というのは自然ではなく、人は本能的に緊張してしまうそうです。
つまり、何かしらの音があるほうが、余計な緊張をせずにいられて勉強の効率も上がるでしょう。
これらの理由から分かる「集中」できる音楽の条件は、脳の注意をひきすぎない、落ち着いた音楽だといえますね。
ということで、ここで勉強の集中力を高める音楽5選を紹介します!
勉強の集中力を高める音楽5選!
注意をひかれすぎないためにメロディーのないものと、物足りないとき用のメロディーがあるものとを紹介します。
●雨の音
意識すれば耳に音は入ってきますが、注意をひかれることはありませんよね。
落ち着いて勉強ができそうです。
●カフェの環境音
カフェに居るような何故かオシャレな雰囲気を作ってくれます。
なんだかクールに勉強したくなりません?
●ジャズやクラシック音楽
ジャズやクラシック音楽は、リラックスやストレスの抑制をする脳波のα波が出やすいと言われています。
勉強のストレスを和らげてくれそうです。
●ピアノのメロディー
きれいなメロディー…に聴き惚れてはいけないのですが、問題が分からずイライラした時に、切れてしまいそうな勉強への気持ちをつないでくれそうです。
●DJ Okawariさんの癒やしミュージック
個人的におすすめの癒やしミュージックです。
とても素敵なのでぜひ聞いてみてください!
もちろんこれ以外にも、勉強が捗りそうな音楽はたくさんありますよね。
ただ注意したいのは、音楽が勉強を邪魔している場合もあるということです。
こんなときはすぐに音楽を消しましょう。
音楽を消したほうがいいとき
音楽は、勉強に集中し始めると聞こえなくなるものです。
逆に言えば、音楽が聞こえているときは、勉強に集中できていないことになります。
勉強を始めてしばらくしても音楽が耳から離れない場合には、すぐに音楽を消しましょう。
もちろんそういうときというのは、音楽関係なしに集中できないことが多いですよね。
「集中力が足りない!」と自分にイライラしてしまいそうですが、安心してください。
その他の集中力を高める方法を紹介します。
集中力を高める方法
勉強の集中力は作っていくものです。
具体的な方法としては
- 集中する時間を決める
- 机の上を整頓する
- 体調を整える(十分な睡眠を取り空腹を避ける)
などがあります。
集中する時間を決めるのは、集中力には限界があるためです。
時間を決めてその間は意識して勉強にのめり込みます。
「あと少し」と分かっていればがんばれますよね。
逆に時間が過ぎたら休憩をしましょう。
このメリハリが集中につながります。
そして、机の上を整頓する、体調を整えるは、気が散ってしまう原因をなくしていくことです。
「机の上は脳の中身の状態と同じ」と言われますよね。
ごちゃごちゃしていれば集中は難しいので、整頓します。
また、体調を整えるのは何よりも重要でしょう。
ちょっと寝不足で足がだるければそこに気が行ってしまいますし、お腹が空けばそれも気になります。
集中力を高めるためには体調を万全にすることが重要ですね。
特に睡眠と食事はしっかりととりましょう。
ただ食事は量に気をつけなければいけませんね。
多めだと眠くなってしまいます。
ところで、食事といえば、集中力を高めると言われる食べ物や飲み物もあるのです。
集中力を高める食べ物や飲み物
今回は勉強の集中力ということで、勉強中も食べやすい、または飲みやすい物を紹介します。
食べ物
●ラムネ菓子〜脳のエネルギーはブドウ糖だけ
脳のエネルギーはブドウ糖でしかとれないと言いますよね。
エネルギーが不足してくれば、疲れを感じて集力は切れてしまいます。
ブドウ糖が手軽にとれる食べ物といえばラムネでしょう。
ちなみに森永ラムネはブドウ糖は90%です。
●ナッツ類〜眠くならない!
最近は間食はナッツ類という話を聞くようになりましたね。
栄養や健康効果もあるとされますが、勉強においては「眠くなりにくい」という魅力的な特徴を持っています。
昼食後に眠くなる仕組みには血糖値というものが関係しています。
ナッツ類では食べたあとの血糖値の変化が緩やかであるため、眠くなりにくいということです。
●チョコレート〜カカオポリフェノールで脳を活性化
勉強の間食にチョコレートを食べる方は多いですよね。
当然ブドウ糖も含まれているのですが、チョコレートと言えばカカオポリフェノールです。
これは、脳内の記憶に関わる部分を活性化させるもとになり、勉強に効果的というわけです。
また、チョコレートにはテオブロミンという物質が含まれており、疲労回復・リラックス効果も期待できます。
コンビニやスーパーでは72%や86%など、高カカオのチョコレートが売られていますよね。
当然カカオポリフェノールは多く含まれています…が、ちょっと苦いです!
●キシリトールガム〜噛む効果で思考力UP
いわゆる咀嚼(そしゃく)効果というやつですね。
キシリトールガムを噛むという繰り返しの単純作業が、思考力や集中力を高めたりと、脳にいい影響を与えます。
無意識に繰り返すという動作が、意識が分散してしまうのを防いでくれるそうです。
また、キシリトールガムにはミントの清涼感もありますよね。
スッキリした気持ちで勉強に臨めそうです。
飲み物
●フルーツジュース〜適度な酸味でリフレッシュ
爽やかで適度な酸味が特徴のフルーツジュースは気分をリラックスさせてくれますよね。
そして、フルーツジュースの糖分にもブドウ糖になって脳のエネルギーになるものがあります。
またフルーツジュースに含まれるビタミンCも集中力アップの効果があるとされています。
となると、成分を考えたとき一番いいのは100%のフルーツジュースということですね。
●コーヒーや緑茶〜やっぱりカフェイン
デスクワークのお供といえばコーヒーが定番ですよね。
コーヒーに含まれるカフェインが集中力を高めてくれます。
ただ、コーヒーは苦手という方もいるかも知れません。
その場合には同じようにカフェインが含まれている緑茶がおすすめです。
ちなみにコーラにもカフェインが含まれているそうですが…ちょっと糖分が多いみたいですね。
血糖値の問題で眠くなったり、だるくなったりすることもあるそうです。
●強炭酸水〜集中度を高める
2019年11月の慶應義塾大学とアサヒ飲料との共同研究で「強炭酸水の飲用で集中力が高まる」ことが実証されたということです。
確かに炭酸飲料はスッキリして目が覚める感覚がありますよね。
それを脳は解析して検証した結果、水を飲んだときよりも、強炭酸水を飲んだときの方が、集中度を高めると認められたそうです。
強炭酸水と言うとますますコーラが有能に思えてしまいますが、血糖値の関係で向かないんですよね。
まとめ〜集中力を高める方法〜
- 脳の注意をひきすぎない、落ち着いた音楽をかける
- 集中する時間を決める
- 机の上を整頓する
- 体調を整える(十分な睡眠を取り空腹を避ける)
●集中力を高める食べ物
- ラムネ菓子
- ナッツ類
- チョコレート
- キシリトールガム
●集中力を高める飲み物
- フルーツジュース
- コーヒーやカフェイン
- 強炭酸水
集中力を高めるためには、他に意識が行かないように机の周りの環境や体の調子を整えておくことが大切だということですね。
環境や体調を整えて、集中しなければいけないときに、最高のパフォーマンスを発揮して下さい。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
ぜひ参考にしてください。