スマイルゼミと進研ゼミとでどちを受講するか迷われている方へ。
スマイルゼミや進研ゼミは、最近の中学生の家庭学習のトレンドであるタブレット教材ですよね。
どちらも、タブレットの長所を生かしていて
- AIによる苦手分析と個別カリキュラム
- 1回15分〜の効率学習
- 理解のしやすい動画・音声解説
- 9教科対応で定期テスト〜高校入試までをトータルサポート
- 塾と比べると1/3〜1/4ほどの低料金(月7,000円ほど〜)
- 保護者が学習状況を把握できるシステム
- 最新の入試情報を提供
などの点は、共通しています。
しかしよく見てみると違いもあって、実際に選ばれるときのポイントになるでしょう。
ちがいを大まかにまとめるとこのようになります。
スマイルゼミ | ちがい | 進研ゼミ |
タブレットのみ | 教材 | タブレット+紙テキスト (紙テキストのみのコースも) |
43,780円 →12ヶ月の受講で 10,978円 |
タブレット代 | 19,800円 →6ヶ月以上の受講で 無料 |
特になし | 質問サポート | 添削+質問は24時間 (質問の返事は〜翌日) |
約2週間 (無料返金保証制度 キャンペーン中のみ) |
無料体験 | 無料体験教材 (タブレットも 紙の印刷物) |
・高性能タブレットは ストレスフリーで 書き心地はまるで紙 ・受講後は Androidタブレットになる |
その他 | ・過去のデータを元にした 教材(特に暗記用)が大人気 |
特に気になる点はあるでしょうか?
この他の点についても詳しくまとめているので、いっしょに見ていきましょう。
- タブレットでできることは似ているが、スマイルゼミはタブレットのみ、進研ゼミは紙のテキストとあわせて学習していく。
- 9教科対応で、高校受験までサポート
- 料金はどちらも月約7,000円〜だが、スマイル税のほうが少しだけ高い。
- タブレット代もかかるが、受講の継続で割引、無料となる。
●スマイルゼミがおすすめな方
- 余計な教材を増やさず、タブレットだけに集中して勉強したい方
- タブレット学習を無料体験したい方
●進研ゼミがおすすめの方
- 評価の高いまとめ教材に興味がある方
- 勉強の質問サポートも利用したい方
contents
スマイルゼミと進研ゼミ、中学生におすすめなのは?
タブレット教材が広まってきて、よく比較されるようになったスマイルゼミと進研ゼミですが、「絶対にこっちがいい」というものはありません。
どちらがいいかは、目標や取り組みのスタイル、勉強する生徒自身の特徴なども関わってきます。
様々な角度から比較しているので「合ったものを選ぶ」ための参考にして下さい!
タブレット教材のスマイルゼミと進研ゼミを比較
まずは以下の4つの項目についてスマイルゼミと進研ゼミを比較していきます。
- 出来ること、共通ポイント
- 違いを大まかに比較
- 学習内容・勉強スタイルを比較
- 料金・サポート体制を比較
比較①スマイルゼミ・進研ゼミで出来ること、共通ポイント
スマイルゼミも進研ゼミもタブレットの特徴を最大限生かした家庭学習教材です。
共通点には
- 日常の勉強(9教科)
- 定期テスト対策
- 入試対策
- 英検・漢検対策
- 自宅・外出中などでの学習
- 動画を活用した解説などのコンテンツ
- オーダーメイド学習プランが組まれる
- 入試情報などの配信
- 家庭への学習状況の通知
などがありますね。
どちらの教材も中学生の成績アップや志望校合格に向けて、どんどん改良が加えられています。
その結果、いいところはかなり似てきましたね。
基本的にできることは変わらないと言ってもいいほどです。
もちろん、スマイルゼミと進研ゼミには、それぞれの特徴もあります。
次は全体的な比較をしていきましょう。
比較②スマイルゼミと進研ゼミの違いを表で比較
スマイルゼミ (ジャストシステム) |
比較 | 進研ゼミ ハイブリッド (ベネッセ) |
・タブレットのみで学習できる | 特徴 | ・タブレットと紙での勉強 ・赤ペン先生(添削指導) ・AIアシスタント ・プレゼントがもらえる |
・タブレットのみ | 教材 | ・タブレット+紙の教材 |
・専用タブレット ・Androidとしても使える |
タブレット | ・専用タブレット |
・標準クラス ・特進クラス |
コース | 中1・2 ・スタンダード ・ハイレベル 中3 ・受験総合コース ・難関挑戦コース ・超難関挑戦コース |
・サービスなし | 質問 | ・月10回まで ・21時までの質問で 翌日17時までに回答 ・教科アドバイザーもいる |
英検:△(オプション) 漢検:○(受検料が無料に) |
検定の勉強 | 英検:○ 漢検:専用の教材はなし |
→中1・2は年3回(7、9、12月) →中3は5回(7、9、12、1、2月) |
模試 | ・全国模試 ・中2の1月 ・中3の4、8、11月 |
みまもるネット ・取組内容や時間、正解率を報告 ・トークができる ・アプリもある |
保護者への 報告 |
取り組みお知らせメール ・取り組んだ翌日に報告 ・内容や時間、正解率を報告 ・月次の報告もある |
中1 →7,480円〜/月(税込) 中2 →8,580円〜/月(税込) 中3 →9,680円〜/月(税込) タブレット代 →10,978円(税込) (メーカー保証1年 オプションで あんしんサポートパックも) |
料金 ※1 |
中1 →5,980円〜/月(税込) 中2 →6,110円〜/月(税込) 中3 →6,890円〜/月(税込) タブレット代 →6ヶ月継続で0円 (6ヶ月未満で退会する場合は 9,900円(税込)) |
・全額返金保証制度※2 (入会後約2週間) ・途中退会の場合は 受講期間などに応じて返金 |
返金保証 | ・途中退会の場合は 受講期間などに応じて返金 |
↑の全額返金保証制度を使えば 実質的に無料体験が可能 |
無料体験 | 体験見本(紙の冊子) 期間限定のキャンペーンあり |
※1:標準クラスの12ヶ月一括払など、月額が一番安くなる場合の金額です。また税込金額は消費税率10%で計算した金額です。また、掲載の内容は2021年1月時点の情報です。お申し込みの際には、最新情報を公式サイトからご確認ください。
※2:期間限定キャンペーンですが、2021年1月時点も継続されています。
料金が改定されたためかスマイルゼミの方が少し高い印象ですが、それ以外にも特徴があるようですね。
色々とアイテムやサービスがある進研ゼミに対して、スマイルゼミはタブレット一本に集中という印象です。
全体的なことが分かったところで、続いては勉強面での比較をしてみましょう。
進研ゼミのハイブリッドスタイルは学習コースの一つで
- タブレット中心での学習スタイル
- 平日はタブレットで学習
- 週末はテキスト教材で学習
というようにデザインされています。
これに対して今までのテキスト教材中心の学習スタイルはオリジナルスタイルといいます。
比較③スマイルゼミと進研ゼミの学習内容・勉強スタイル
以下の内容に関して、違いを見ていきますね。
- オーダーメイド学習
- 定期テスト対策
- 高校入試対策
- 英検・漢検対策
オーダーメイド学習を比較
オーダーメイド学習は、生徒のできや優先度などによって問題や学習プランが入れ替わるシステムのことです。
●スマイルゼミのオーダーメイド学習
- 通う学校の教科書に合わせて勉強できる
- 学習結果から今日取り組むべき講座を提案
- 理解度に合わせて解説動画や練習問題を提示
- 記憶が定着するようにタイミングごとに復習を提案
- テスト対策は理解度と期限から優先講座を提案
- 入試対策は合格のための専用対策問題が配信
- NEW!数学は途中式の間違いに合わせた解説が配信
進研ゼミのオーダーメイド学習
- 通う学校の教科書に合わせて勉強できる
- 忙しさやトクイ・ニガテ・目標に合わせた個別プラン
- 残りのレッスン量から学習プランを自動調節
- 間違った理由別の解説がされる
- 赤ペン先生による個別の添削指導
オーダーメイド学習の面から考えると全体的には スマイルゼミ ≧ 進研ゼミ という印象です。
たしかに進研ゼミの「間違った理由別の解説がされる」システムはまさにオーダーメイドという印象ですよね。
それでも、できを見てその都度講座が提示されたり、忘れた頃の復習の提案など、スマイルゼミのほうが生徒にはたらきかけるという意味ではより効果が期待できそうです。
ただ、スマイルゼミには学習内容の質問システムがありません。
ここでもタブレット内で完結するスマイルゼミと、様々なツールを使っていく進研ゼミとの特徴の差が出ているのですね。
●スマイルゼミ
フルオーダーメイドされた学習プランを受け取る
→生徒はそのプランを信じて学習を進める
●進研ゼミ
適度にオーダーメイドされた学習プランが提示される
→質問システムなど、様々なツールを使いながら学習を進める
続いては、定期テスト対策でのスマイルゼミ、進研ゼミの違いを確認します。
ここでも特徴が出ていますよ。
定期テスト対策を比較
スマイルゼミも進研ゼミも定期テスト対策といえば9教科対応がウリの一つですよね。
ただそのスタイルはかなり違っています。
●スマイルゼミの定期テスト対策
- 単元ごとの理解度をチェック
- 優先順位をつけて講座を配信
- 「どこから手を付けていいか分からない」ことがないように
- 得意分野を伸ばす「チャレンジ問題」
- 直前は自分専用のチェック問題で総仕上げ
- 終わらなかった講座から重要部分をピックアップ(数学)
●進研ゼミの定期テスト対策
- 過去の出題傾向をもとにテストに出やすい問題に絞って学習
- 定期テスト暗記Book(紙の冊子)と暗記アプリで暗記学習
- 定期テスト厳選予想問題デジタルを配信
定期テスト対策の場面でもスマイルゼミはオーダーメイドされた課題に取り掛かる学習スタイルですね。
それに対して進研ゼミは『ゼミの青本』として有名な定期テスト暗記Bookでの暗記学習です。
その上で過去の出題傾向をもとに作成された定期テスト厳選予想問題に取り組み、効率よく得点を取ろうという学習方法になります。
『ゼミの青本』便利なんですよね。
- コンパクト
- まとまっている
- 赤シートでの暗記学習が出来るようになっている
- 紙だから学校に持っていける
たしかに、この『ゼミの青本』が手に入るとなると、定期テスト対策では進研ゼミの方がいいような気がしますよね。
ですが、スマイルゼミと進研ゼミとでテスト対策の方法が全く違ってくるので、どういう勉強をしたいかによって全然話は違ってきます。
●スマイルゼミのテスト対策のスタイル
- タブレットの講座を受けて理解
- 理解度が不足していれば繰り返しトライ
- 実際に問題を解くことで力を伸ばしていく
●進研ゼミのテスト対策のスタイル
- 定期テスト暗記Bookで暗記学習
- 定期テスト厳選予想問題で問題でチェック
- できなかったところを中心に復習
タブレット講座で自分の力を伸ばして点数を取るのがスマイルゼミのテスト対策ですね。
これに対して暗記と実践とを分け、テスト対策をして効率的に点数を取るのが進研ゼミのテスト対策と言えるでしょう。
●スマイルゼミ
暗記 < 講座での理解
テストに向けて必要な学習がオーダーメイドされる
→生徒はプランに従って学習し自分の力を伸ばす
●進研ゼミ
暗記と予想問題での対策 の2本立て
暗記Bookやアプリと予想問題が用意される
→生徒はテストに出そうな問題を中心に練習をして、効率的に対策をする
「効率的」と言うと、進研ゼミの方がテクニック的な印象を受けるかもしれません。
ただ実際には、重要な学習内容は決まってきます。
つまり、一般的な重要とされる問題に取り組み、力を伸ばしていくことになるので、テクニックに頼るような勉強にはならないでしょう。
「学校や先生に合わせたテクニック」なら、地元の学習塾のほうがノウハウを持っています。
正直なところ、本格的に時間がないとき、まずいときには頼っているんですよね。
ちょっと話がそれましたが、定期テスト対策でのスマイルゼミと進研ゼミとの違いがはっきりしたところで、次は入試対策の比較です!
高校入試対策を比較
高校入試対策に関してはスマイルゼミ、進研ゼミのどちらも普段のオーダーメイド学習を継続しつつ、計画的にコンテンツ配信などを行っていくスタイルです。
●スマイルゼミの高校入試対策
- 無駄がない効率的な入試対策で志望校合格へ導く
- 単元ごとに理解度を判定、志望校とのギャップを埋める問題を配信
- 一人ひとりに「今やるべきこと」を配信
- 1年を4つの期に分け、最適な学習プランをオーダーメイドで設計
- 過去の公立高校入試から厳選した問題
- 直前の3回の模試(特進クラスは5回)
●進研ゼミの高校入試対策
- 志望校レベル別×都道府県別の受験対策
- 志望校と到達度に応じた個別の受験対策カリキュラム
- 『入試によく出る暗記』シリーズでの暗記学習
- さまざまな入試対策テキスト
- 9月以降は紙のテキストも送られ、筆記対策
- 年3回の模試
やはりスマイルゼミの方はタブレットで完結できるように必要な講座を必要なタイミングで提案するというスタイルです。
タブレットだけで十分だから、その分しっかりやってくれ、というメッセージを感じます。
逆に進研ゼミは『入試によく出る暗記』や予想問題テキスト、小論文対策テキスト、直前対策テキストなどなど、質の高い教材が多く送られてきます。
高校入試本番の筆記対策として、紙のテキストが送られるのも特徴ですね。
進研ゼミのハイブリッドスタイルはタブレットでの学習がメインですが、入試対策としては紙のテキストも両方うまく使っていく形になります。
●スマイルゼミ
効率的で厳選された学習プランが提示される
→生徒はプランに沿って徹底的にタブレット学習をする
●進研ゼミ
入試に向けた質の高いテキストが用意される
→個別のカリキュラムにより学習、徐々に紙での学習も
模試に関してはスマイルゼミも進研ゼミも複数回を受験することができます。
ただ、出題傾向に合わせた、ライバルとなる受験生と同じ問題にトライする地元の模試も受けることなるでしょう。
そのため、模試のスタイルなどは大きな違いにならないはずです。
ところで、入試を考えたときには、検定が関わることもあり、気になりますよね。
続いては英検・漢検の検定について比較します。
英検・漢検対策を比較
地域や学校によっては検定に合格しているかどうかで、入試の成績にプラスしてもらえたりします。
つまり、内申点や本番の筆記試験のように、英検や漢検も入試の一部なんですね。
●スマイルゼミの英検・漢検対策
【英検】
- 英検講座はオプション(月額税抜2,980円〜2020年8月時点)
- 模擬テストで苦手を見つけてオーダーメイド
- 個別の補強講座をこなして本番へ
- 基本レベルから最短5ヶ月で習得できるカリキュラム
- よく出る問題1,500〜2,000題を繰り返しトレーニング
【漢検】
- 条件を満たせば受検料0円で漢検が受けられる
- 漢検合格率95.7%(2019年第1回)
- 中学生は2級まで学習できる
進研ゼミの英検・漢検対策
【英検】
- 現在のレベルから無理なくレベルアップできるカリキュラム
- 1回10分間の4技能トレーニング
- 選択した技能を伸ばすために効率的な講座が提示される
- 外国人講師とのスピーキングは有料(月額税込2,580円2020年8月時点)
- 英検対策ができるスピーキング買い切りチケット(税込1,290円〜2020年8月時点)もあり
【漢検】
- 漢検専用の講座はなし
- 通常の国語の講座の中で漢字の学習ができる
英検に関してはスマイルゼミも進研ゼミも、通常のタブレット講座のようにオーダーメイドで対策を進めていくスタイルです。
しかし、スマイルゼミはオプション(追加料金が3,000円ほどがかかる)のに対して、進研ゼミは通常の講座の中(追加費用無し)で英検対策が受けられるのが違いですね。
ただ、進研ゼミであっても本格的にスピーキングの勉強をするならばオプションです。
この違いは、どこまでを通常の学習とするかの違いによるものでしょう。
もともと時間がない中で効率的に学習していけるのがタブレット学習のメリットであり、スマイルゼミや進研ゼミのコンセプトです。
通常の講座に加えて英検の勉強をしようと思ったらスマイルゼミを、英語の勉強の一部として英検の勉強もしようと思ったら進研ゼミを、という意識で考えると、自分に合ったスタイルとなるでしょう。
漢検については、スマイルゼミの特徴が目立っています。
条件を満たせば漢検の受検料が0円(無料)になるというのもお得ですよね。
- 決められた検定回(年1回程度・2020年は第2回)で受検できる
- 条件は受験級の「漢検チャレンジ」に合格していること
- 受検日にスマイルゼミの会員であること
合格するつもりで挑戦するのであれば難しい条件でもありませんね。
逆に進研ゼミの場合には、漢検の専用の講座はありません。
普段の国語のタブレット講座でも漢字の講座は配信されますが、部首や書き順など、漢検でよく出題される問題の練習をするならば、別の教材などがあったほうがいいでしょう。
●スマイルゼミ
【英検】普段の英語学習+オプションで英検対策というスタイルで勉強できる
【漢検】漢検対策ができて、0円(無料)で受けられてお得
●進研ゼミ
【英検】普段の勉強の延長として英検対策も。スピーキングまでするならオプション
【漢検】専用の講座はなし。漢字の勉強はできる
ここまでは学習面での比較をしてきました。
次は、受講料やタブレット代などの料金について確認していきます。
比較④スマイルゼミと進研ゼミの費用・サポート
簡単な料金比較は上でしていますが、ここではサポートも含めて、項目ごとに費用面の比較していきます。
学年ごとの月額受講料の比較
学年ごとに折りたたみで記載しています。
通常のコースはスマイルゼミの方が、進研ゼミよりも少し高い印象となる程度で、大きな差はありません。
しかし特進クラスやハイレベルコースの、上位のコースを選択した場合には
- スマイルゼミ→6,000円ほど料金アップ
- 進研ゼミ→スタンダードコースと変わらず
となるので確かに違ってきますね。
続いて専用タブレットにかかる費用を確認します。
タブレットにかかる費用の比較
(10%税込み)
スマイルゼミ | 比較 | 進研ゼミ |
・10,978円 ・中1・2年生で 毎月払いの場合には 月1,078円✕12回も可 |
専用タブレット代 | ・初回特別優待の場合0円 (基本的に初めての契約の ときに使える権利) |
・6ヶ月未満で退会 →7,678円 ・12ヶ月未満で退会 →32,802円 |
退会時にかかる費用 | ・6ヶ月未満で退会 →9,900円 |
・メーカー保証1年 ・あんしんサポートパック →年間3,960円 →6,600円で交換可能に |
サポート | ・チャレンジパッド サポートサービス →年間約2,000円 →3,300円で交換可能に |
43,780円 | 再購入(定価) | 19,800円 |
退会後はAndroid タブレットとして 使える |
その他 | 退会後にAndroid タブレットとして 使うためには 改造(非推奨)が必要 |
掲載の内容は2021年1月時点の情報です。お申し込みの際には、最新情報を公式サイトからご確認ください。
タブレット関連の料金を見ると、若干スマイルゼミのほうが費用がかかってしまう印象ですね。
ただ、タブレットの定価を見てみるとスマイルゼミのものはかなりいいものを使っていることが分かります。
つまり、料金の差は性能の差なのでしょう。
退会後にAndroidタブレットとして使えることを考えても、この値段の差は仕方ないのかもしれません。
ところで、値段に違いはあるかもしれませんが、どちらもタブレットで精密機械です。
故障などのトラブルに関わるサポートをまとめておきます。
●あんしんサポートパック
- 年間費用:3,960円(税込み)
- 修理交換費用:6,600円(税込み)
- 加入申し込み:入会時またはタブレット交換・購入時
- サポート期間:12ヶ月(退会またはサポートパックによる修理交換をした場合はそのときまで)
- 保証範囲:自然故障、火災、落雷、水濡れなど
- 保証対象外:紛失、盗難、自然災害、改造など
●交換をした場合のシミュレーション
定価43,780円 − ( 保証費用3,960円 + 交換費用66,00円 )
= 33,200円
交換をした場合には33,200円も安くなります!
掲載の内容は2021年1月時点の情報です。お申し込みの際には、最新情報を公式サイトからご確認ください。
●チャレンジパッドサポートサービス
- サポート費:年間約2,000円(税込み)
- タブレット交換費:3,300円(税込み)
- 加入申し込み:専用タブレット到着前
- サポート期間:1ヶ月、6ヶ月、12ヶ月
- 保証範囲:火災、落下、落雷、水漏れなど、2年目は自然故障も
- 保証対象外:紛失、盗難、自然災害、改造など
●交換をした場合のシミュレーション
定価19.800円 − ( 保証費用約2,000円 + 交換費用3,300円 )
= 14,500円
交換をした場合には約14,500円も安くなります!
掲載の内容は2021年1月時点の情報です。お申し込みの際には、最新情報を公式サイトからご確認ください。
スマイルゼミも進研ゼミもサポートが有るとかなり安くなりますね。
タブレットもスマホと一緒でいつ壊してしまうか分からないものです。
できる限りサポートはつけたほうがいいでしょう。
●月の受講料
- はどちらも月額7,000円ほどで大きな差はない
●上位クラスにした場合
- スマイルゼミ→月5,000円ほど高くなる
- 進研ゼミ→料金の変化はなし
●タブレット代金
- スマイルゼミ→初期費用約10,000円→退会後はAndroidタブレットに
- 進研ゼミ→初期費用は0円→退会後は基本的に使えない
●サポート
- どちらも修理交換費用を抑えてくれるサポートがある
スマイルゼミと進研ゼミ、じゃあどっちを選ぶ?
ここまでスマイルゼミと進研ゼミの学習内容や料金などについて比較してきました。
では、最終的にどちらを選ぶかですよね。
そして選ぶためには勉強する生徒さんのタイプも重要になってきます!
ということで「スマイルゼミと進研ゼミ、あなたへのおすすめはこっち!診断テスト」を作成しました。
スマイルゼミと進研ゼミ、あなたへのおすすめはこっち!診断テスト!
スマイルゼミと進研ゼミの勉強のスタイルや特徴から、中学生の勉強に関わってきた塾長として、あなたへのおすすめタブレット教材を診断します。
本当に診断があたっているかどうか、ここからはスマイルゼミと進研ゼミのそれぞれについて、特徴を見ていきます。
スマイルゼミの特徴
- タブレット1台だけで勉強できる
- オーダーメイドプラン(上で比較しています)
- 9教科対応で実技教科の内申対策もできる
- 手をついて「書ける」タブレット
- 問題は自動採点され、その場で復習ができる
- 体感できる映像や動画解説
- リスニング対策の勉強ができる
スマイルゼミの最大の特徴は、
タブレット1台だけで予習・復習、定期テスト、入試対策の勉強ができる
というものです。
またそれを可能にするものとして
- 紙のように書けるタブレットとペン
- 生徒の状態を把握した上でのオーダーメイドプラン
があります。
紙のように書けるスマイルゼミのタブレット
タブレット学習で気になるポイントとして、「書くこと」がありますよね。
この点スマイルゼミのタブレットは「書くこと」こだわっていて
- 手をついて書けるタブレットのつくり
- 通常のペンのような細いペン先
と、通常の紙の学習に近い形で取り組めます。
タブレット学習のイメージというと、問題が出題されて、選択肢を選ぶというものがありますよね。
しかしスマイルゼミのタブレット学習は、むしろテーブルに置いてタブレットに書き込みながら進めていくことになります。
逆に電車や車での移動中に使うという使い方は難しいのですが、そういう場合には暗記アプリや一問一答式のの3分間トレーニングなどあったりもするので工夫していけます。
ちなみに、ペンはペン先の逆の部分(いわゆるノックする部分)が消しゴムの役割をしており、ひっくり返せばすぐに消しゴムになります。
これも紙感覚で勉強できる機能でいいですよね。
オーダーメイドプランで効果的な学習ができる
オーダーメイド学習に関しては上でも紹介していますが、生徒の状況を把握し、その都度個別の学習プランを提示していくシステムを意味します。
大げさかもしれませんが、「問題ができた、できなかった」「残りの期限がどれくらいだ」などの情報からデータに基づいて科学的に勉強していくことになりますよね。
根性論や感覚で動くのではない、新しい勉強のスタイルだという印象です。
進研ゼミの特徴
- タブレットメインで紙でも学習
- オーダーメイドプラン(上で比較しています)
- 質問ができて添削指導も→サポート◎
- AIアシスタント
- オンライン双方向授業もある
- 暗記用のまとめ冊子などのアイテムが豊富(特に『ゼミの青本』、上で紹介しています)
- 膨大なデータからの効率的な学習
進研ゼミのハイブリッドスタイルでの勉強は、タブレットをメインに使い、紙の教材や、オンライン授業など様々なアイテムも使っていくスタイルです。
また返事はすぐにではありませんが、24時間質問ができたり、赤ペン先生の添削指導が受けられたりと、サポート体制が充実しているのも特徴ですね。
そして教材に含まれる解説や問題は、過去のデータから絶対にできたほうがいいものをまとめたものになっています。
忙しい中での学習をサポートするために、効率的な学習ができることも重視しているというわけです。
その効率的という点で気になるのがAIアシスタントではありませんか?
AIアシスタント
- 目標と時間に合わせて自動で学習プランを作れる
- 週に1回自動で学習プランを見直し
- 疑問をその場で解消できる
- テスト対策時には学習プランを作成
AIアシスタントは上のように学習をサポートしてくれるAIで、LINEのCLOVAを使っているようです。
自動の学習プラン作成や見直しは、タブレットだからできるでしょうという感じなのですが、「疑問をその場で解消できる!」は便利ですよね。
単語の意味だけ知りたいときなどに、さっと調べられるのは大きな時間短縮になります。
また、ちょっとした疑問だと流してしまいがちですが、聞いて答えてくれるならその場で解決できます。
もしかしたらそれが決定的な事で、正しい知識が分かり、助かることがあるかもしれません。
- 百科事典(wikipediaから回答してくれる)
- 英語翻訳(日本語→英語、英語→日本語)
- やる気応援(ナビゲーション、安心感をくれる)
- 音楽再生その他機能(ニュース、タイマー、占いなどなど)
ただし!
中3には専用スピーカーのお届けはありません。専用スピーカーが無くても使用できます。
引用:【AI学習アシスタント】基本的な使い方を教えてください。 | チャレンジパッド2 中学講座サポートサイト
ということで中3のコースには専用スピーカーはついてこないようです…
進研ゼミのAI学習アシスタントについてはこちらの記事もどうぞ!
スマイルゼミと進研ゼミの中学講座を徹底比較まとめ
スマイルゼミと進研ゼミのタブレット学習それぞれの特徴が伝えられたでしょうか。
それぞれの特徴をもう一度簡単にまとめると
- タブレット1台だけで勉強できる
- 紙のように学習ができる
- オーダーメイドプランで効果的に勉強できる
- タブレットメインで紙を含め様々な教材で学習
- AIアシスタントが便利
- 質問・添削などのサポート体制が充実
- ゼミの青本がもらえる
- 効率的な学習に重点を置いている
となります。
どちらも家庭学習をするための教材で、ポイントは続けられるかどうかです。
続けるために、生徒さんに合ったものを選択できるように、この記事が役に立てば嬉しいです。
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スマイルゼミの無料資料請求はこちらからできます。
スマイルゼミには2週間の全額返金保証もあるので安心して申し込めますね。
- 条件:初回入会で2週間以内(正確な期限はメールで連絡があります)
- 返金:会費とタブレット台を含む全額
詳しくは公式ページ「◆スマイルゼミ◆中学生向け通信教育
」もご確認下さい。
進研ゼミの無料資料請求をする
進研ゼミの無料資料請求はこちらからできます。
基本的に進研ゼミの体験は無料体験教材ですが、時期によっては「トライアルキャンペーン」のように退会をしても、返却することでタブレット代が無料になる場合もあります。
詳しくは公式ページ「進研ゼミ 中学講座」もご確認下さい。
画像引用:タブレットで学ぶ中学生向け通信教育「スマイルゼミ」|【公式】スマイルゼミ , 【公式】進研ゼミ中学講座 中学生の通信教育|ベネッセコーポレーション