進研ゼミのハイブリッドスタイルでは、話しかけると答えが返ってくるAI学習アシスタントがついています。
とても便利そうなAI学習アシスタントですが、実際に何ができるのか、どういう風に使えるのかをまとめました。
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進研ゼミのAI学習アシスタントとは
進研ゼミでは、生徒一人ひとりにぴったりな学習を提供するために、タブレット学習のハイブリッドスタイルのコースをリニューアルしてきました。
そのリニューアルの一つがAI学習アシスタントです。
- 音声に対してアクションしてくれるAI
- 疑問を解消したり、情報を調べたりすることができる
- 音楽を聞いたり、息抜きもできる
話しかけるだけなんて便利すぎます。(まるでSFとか思いましたが、今は当たり前なのですね。)
もともと進研ゼミの勉強のスタイルは、部活で忙しかったり、苦手な教科を中心に勉強したい、という状況に応えるもので、勉強の短時間化と効率化を重視していましたよね。
生徒が学習を効率的に進めていくために登場したのでしょう。
次は、「AI学習アシスタントは具体的に何ができるか」を見ていきます。
たしかにAI学習アシスタントでできることは、アシスタントがなくてもできることなのですが、あったら絶対に時間も短縮できますし効率的もできますよね!
進研ゼミのAI学習アシスタントでできることまとめ
進研ゼミのAI学習アシスタントにはLINE CLOVAのAIアシスタントが使われているそうです。
そして学習に特化した独自の機能も加えられました。
その結果進研ゼミのAI学習アシスタントでは以下のことが話しかけるだけでできるようになっています。
- 百科事典で調べる(wikipediaから)
- 英語翻訳(日本語→英語、英語→日本語)
- やる気応援
- 学習アドバイスを受ける
- 高校をリサーチ
- 計算機能を使う
- アプリを開く
- 音楽をかける
- 占いを聞く
- 天気を聞く
- ニュースを聞く
- サウンドの再生・歌を聞く(ハッピーバースデーなど)
- などなど
勉強や情報収集に息抜きと、色々なことができるようになっていますね。
ではここからは、数ある機能の中で特に勉強に役立てたい!ものについて紹介していきます。
進研ゼミのAI学習アシスタントで絶対役立つ機能3選
AI学習アシスタントの機能の中で特に学習に役立つ機能が以下の3つです。
- 英語翻訳の機能
- 百科事典を調べてくれる
- 音楽再生をしてくれる(←ちゃんと理由があります!)
一つずつ説明していきます。
英語翻訳の機能で効率的に効果的に!
AI学習アシスタントで有効に使っていきたい機能のひとつに「英語翻訳」があります。
これは特に英単語の学習・確認で上手に利用してほしいものとなっています。
英語の勉強には単語を覚える、文法を理解していく、長文読解のトレーニングなど、いろいろな段階がありますよね。
ただ、どの段階でも重要なことに、分からない英単語に出会ったときにどうするかがあります。
もし効率的に勉強を進めたいときに知らない英単語と出会ったとしたら、
- 単語学習中→正しい発音も知る
- 文法学習中→特別な用法がないかを確認
- 長文読解中→意味だけ分かればいい
のようにしていくといいでしょう。
もちろん、分からない単語に出会ったら、品詞や基本的な用法、特別な意味なども含めて勉強することが正当な方法だと思います。
しかし、文法を勉強しているときには文法の理解に、長文読解をしているときには文を読み取るトレーニングに集中して絞った方が理解は進みます。
そのためにAI学習アシスタントの英語翻訳が便利なのです。
文法学習の場合には動画やテキストの解説を見たほうがいいのですが、
- 単語のときは正しい発音を聞く
- 長文読解のときはとりあえず意味だけ聞く
ということが、AI学習アシスタントであれば声をかけるだけでできるのです。
つまり、本来の目的ではないことに時間をかけずに学習が進められます。
AI学習アシスタントをうまく利用して効率的に効果的に勉強をしていきましょう!
百科事典を調べてくれる
百科事典を調べてくれる機能も便利ですよね。
例えば社会など、教科書などでも難しい言葉を平気で使っている場合があります。
言葉の勉強も含めているのかもしれませんが、そもそも意味が分からなければ勉強になりませんよね。
そこで役立つのがAI学習アシスタントの百科事典を調べてくれる機能です。
しかも音声で教えてくれるというのがいいですよね。
調べるような難しい言葉は、難しく書いてあることが多く、理解するのが難しかったりします。
その点AI学習アシスタントであれば音声で教えてくれます!
イヤホンでもしない限り音は勝手に入ってきますよね。
ただ実は、物事を理解するときに、
- 読んだほうが頭に入る人
- 聞いたほうが頭に入る人
などのパターンがあって、聞いたほうが分かりやすいとは限らないと言われています。
でも、もしかしたら聞いたほうが分かるかもしれないですし、さっと調べられるのがいいですよね、
百科事典を有効に使える可能性は大きいです。
音楽再生をしてくれる機能
「勉強中に音楽はダメ!」と考えられる方もいらっしゃると思います。
ただ、この点はさまざまな考え方があって、実はわたしは勉強中の音楽賛成派です。
ただ条件があって、
- 勉強に集中するために音楽をかけるのは賛成
- 集中しだしたら音楽が終わっていても気が付かない人には賛成
- 勉強中ずっと音楽が耳に入ってしまう人はやってはダメ
というものです。
勉強は気分に左右される部分が大きいと考えています。
そのため、「気分を上げて勉強に集中するためには音楽はアリ」だと考えているということです。
さて、話が少しそれましたがAI学習アシスタントの音楽再生機能についてです。
音楽を再生する方法は色々あって、別にAI学習アシスタントに頼らなくてもできます。
ただ最近はMD(←って知ってる?)にマイベストをつくって聴くようなことはせず、音楽はYouTubeやスマホアプリで音楽を聞くそうです。
しかしそうすると
- YouTubeで音楽を聞こうとして、動画に集中してしまう
- 音楽をかけようとスマホを触って、スマホに夢中になってしまう
…心当たりあると思います。(わたしもそうです(゚∀゚;)
そこでAI学習アシスタントですよ。
声をかけるだけで音楽を再生してくれたらこんな誘惑なくなりますよね。
- 翻訳機能で単語学習を効率化&勉強効果UP↑
- 百科事典機能で難しい言葉も耳から理解
- 音楽をかけるときの誘惑を遮断!
早速使いたいAI学習アシスタントなのですが、注意点があります。
専用スピーカーが付いてくるのはハイブリッドスタイルの中1・中2講座のみ
このように便利で使いたい進研ゼミのAI学習アシスタントですが、ハイブリッドスタイルでも中3講座では専用スピーカーが送られてこないそうです。
中3には専用スピーカーのお届けはありません。専用スピーカーが無くても使用できます。
引用:【AI学習アシスタント】基本的な使い方を教えてください。 | チャレンジパッド2 中学講座サポートサイト
つまり中3にはスタディフレディ(専用スピーカーの名前)は届きません。
一応、「専用スピーカーが無くても使用できます」となっており
「チャレンジパッド2、3」では、内蔵カメラと内蔵マイクが利用できます
引用:<Challenge English>「学習専用タブレット」でオンラインスピーキングを受講するには、 | ヘルプデスク
このようにタブレットの型によっては内蔵マイクもあるようですが、感度は期待できないもののようです。
中3でAI学習アシスタントを使うためには、なんとかマイクを用意することが必要なのですね。
ということで今回は進研ゼミのAI学習アシスタントについて紹介させていただきました。
まだ出てきたばかりでこれから発展していくものだと思いますが、すでに便利な機能は使っていきたいですよね。
画像引用:AI学習アシスタント|進研ゼミ中学講座|ベネッセコーポレーション,進研ゼミ中学講座 専用タブレット | LINE CLOVA公式サイト