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成績アップを達成するために、まず準備を!
最終的に成績アップとは言っても、一日や二日でできるものではなく、ある程度の期間は必要です。
最後までやり通して結果を得るためには、迷わずに続けられることが重要になり、それを助けてくれるのが最初の準備です!
具体的には
- 環境・体制を整える
- やるべきことを具体的に決める
の2つに分かれるでしょう。
なんとなくは分かると思うのですが、塾長として少しアドバイスがあるのでかんたんに内容を紹介します。
環境・体制を整える
整えるべき環境と体制としては
- 必要なものがちゃんとあるか確認する
- 勉強する場所を決めて勉強できる状態にする
を意識してください。
「必要なもの」は筆記用具など基本的なもので、「普通は持ってるでしょ」となると思います。
ですが、壊れていないか、インクはあるか、消しゴムが小さすぎる、あるはずがない、など注意してみてください。
まず大丈夫だとは思うのですが、逆に無いとそれだけでやる気が無くなっていってしまいます。
「さぁやろう!」と思ったときにつまづく原因にならないように必要なものがちゃんとあるかの確認をしてください。
「勉強する場所」については、多くは気持ちや意識の問題です。
ここに来たら勉強をする、という気持ちを持てるように勉強をする場所を決めましょう。
できれば複数あると、気分転換になっていいです。(塾、放課後の教室、自宅、図書館、カフェなどなど)
また、「勉強できる状態」も気持ちの問題で、簡単に言うと整頓をしてください。
勉強机がごちゃごちゃだと、脳内もごちゃごちゃになってしまうと言われています。
勉強場所を、勉強に集中ができるように整頓をしておきましょう。
やるべきことを具体的に決める
次に「やるべきことを具体的に決める」ですが、これは
- 勉強のターゲット(目標)と勉強内容を決める
- 優先順位を決める
- 時間の割当てを決める
- やらないことを決める
などです。
勉強のターゲット(目標)と勉強内容を決める
まずは、「次のテスト」などの目標を決めて、「そのために何を勉強するか」も決めてください
何を勉強するかについては、それぞれの目標によって違ってくるので、やった方がいいことも変わってきます。
基本的には学校の先生や塾が勧めていることをすればいいのですが、心配だったり気になる部分があったら相談してしまうのが絶対にいいので、聞いてしまいましょう。
優先順位を決める
次に、上で決めた「やること・やりたいこと」の中での優先順位を決めましょう。
どんな目標であっても時間は限られてくるはずなので「その中でもこれは優先」というものを決めて、悩んでしまうことを避けましょう。
悩み始めるといろんな心配が出てきてそれがブレーキになるので、優先順位を決めることはとても重要です。
時間の割当てを決める
これは行動面の話で、一日にどれくらいの時間があって、どれくらいを自分の勉強時間にあてられるかを考えます。
時間を効率的に使えるようになったり、事前に決めることでガンバる目標にもなり、とても効果的です。
最初は予定通りいかないことが多いはずですが、逆に調子がよくうまくいくと、それを高い基準としてガンバろうという気持ちが生まれてくるものです。
確かに時間を決めることはただスケジュールを組むだけのようですが、自分をアップデートするための道具にもなります。
やらないことを決める
これは「遊びで時間をムダにしない」という意味ではなく、「勉強に関係があるけど、今はやらないものを決める」という意味です。
具体例にすれば
予定「定期テストに向けて数学の勉強をする」
↓
途中で難しい問題が続いて疲れてしまった
↓
気分転換のつもりで漢字練習
↓
ひたすら漢字練習をしてしまった
のようなパターンを避けたいということです。
上の例のような気分転換は効果的で重要ですが、当初の目標は達成できておらず、なるべく予定を崩す原因に対しては対策をしてくださいということです。
継続のための次のステップ
物事をはじめるときは、最初がやる気マックスで、そこから徐々にモチベーションは下がっていくものです。
ですがもちろん「成績の爆上げ」のためには、モチベを下げている場合ではありません。
そこで継続のために次のステップとして
- 新しい習慣にする
- モチベーションを維持するミニテクニック
を紹介します。
新しい習慣にする
「習慣にしたければ続けなさい」のような、それ順番が逆じゃんみたいな話はよく聞きますが、それほど難しいということなのでしょう。
そこで習慣にするための個人的なおすすめ方法を消化しておきます。
ずばり、「すごい簡単なことは絶対にやる、絶対だ!」です。
具体的には、「単語の書き取りは机に座って毎日やる、たとえ3分でも」のような話です。
そもそも勉強が苦痛と感じる中学生は少なくなく、大変なことをやろうとしているわけです。
なので、完全に楽して成績が上がることはないと思って、そこだけでも、3分だけでも苦労しましょう。
ですが、習慣というものは確実にあって、習慣化されれば苦しさもなくなり、勉強時間や内容も拡大していけるはずです。
ここはガンバってください!
モチベーションの維持のためのミニテクニック
どうしても下がっていくモチベーションを維持するミニテクニックを紹介!
- 目標を分割する
- 計画を修正する
- 最終目標を意識する
- 将来・達成後をイメージする
- モチベーションを上げるモノ・コトを探す
- 自分にご褒美
- 自分を否定しない
たくさんありますが、どれも効果的です。
目標を分割する
ルロイ先生も言うように「困難は分割せよ」です。
勉強を勧めていくうちに、目標に対してやるべきことが少し細く見えてくるでしょう。
そうなったら、目標を分割して、段階的に目標達成を実感してください。
「ここまではできるようになったってことでしょ、やったね」という感じでモチベーションを回復です。
計画を修正する
はっきり言って計画通りにいくことはありません。
もちろん計画を立てるときは完璧なものをと思ってつくるので、その通りいかないとその時点で失敗した気持ちになってモチベーションを下げてしまいがちです。
ですが、計画通りがおかしいわけで、うまくいかなくて当然。その都度計画を修正しましょう。
モチベーションを上げるというよりも、下げないための意識です。
最終目標を意識する
これは普段の生活の中で目標を意識することで、気持ちを切らさないためのものです。
「英語30点UP」「志望校合格!」みたいな張り紙が塾にはあると思いますが、これはそれを見た生徒が「このためにガンバっているんだ」と意識を持ち、誘惑に負けない助けになるようにというものでもあります。
受験生でないとそこまで日常的にとはいかないかもしれませんが、テスト前はスマホの待ち受けを勉強の格言にするなども、いいと思います。
将来・達成後をイメージする
可能性に溢れた中学生・高校生くらいだと、これは効果絶大だと思いますよ!
- 目標を成し遂げたキミはどこまでスゴくなってしまうのか
- 周りの評価はどれほど高まってしまうのか
- このままいったら将来はどれだけ有望なのか
ワクワクしますよね、好きなだけイメージしてください。
モチベーションを上げるモノ・コトを探す
わたしの場合は「目をつぶってゆっくり10数える」とすると、集中力とモチベーションが高まりました。
同じように自分のモチベーションをコントロールできるモノやコトを探してみてください。
- 冷たい水で手を洗う
- 顔を叩く
- ペンの先を見つめる
- 好きな音楽を聞く
- この人と話す(ライバル・パートナー)
- 格言・名言
いろいろ考えられますが、逆に「これをしたら自分は集中できる」と思い込んでみてもいいでしょう。
自分にご褒美
人は褒められると嬉しいんですよね。
「キミのしごとは丁寧で助かるよ」なんて言われると「しかたない、次もやってあげるか」ってモチベーションにもなります。
だまされているのかもしれませんが、勉強面では自分の脳をだましてモチベーションを上げていきましょう。
自分へのご褒美も、自分を褒める延長です。
これができたら〇〇!を用意してあげてください。
自分を否定しない
自分を否定する感情は、モチベーションを一番下げてしまいます。
予定通りいかなくても修正すればいいだけで、ダメだったなんて思う必要はありません。
過去は変えられないので変えられない部分は開き直るくらいで「次はうまくやってやる」と切り替えましょう。
もちろん反省は必要です!
本気になっても「継続は力なり!」
本気になっても、一発で成績が上がる魔法はありません。
そこで必要なのは継続ですが、あらゆる場面で継続を邪魔するものが出てくるはずです。
今回紹介したことをすべて実践していても、モチベーションが下がってしまうことはあるでしょう。
でも、中学生・高校生という時期はガンバっていいときだと思います。
目標をはっきりとさせ、継続することで、人生は大きく変わっていくはずです。
さぁ!そろそろ本気になろうか!