BOYDは自分のスマホ・PC・タブレットなどを会社や学校に持ち込んで作業に使うことを意味する言葉です。
学校でのBYODは「一人一台のパソコン・タブレットを!」という考えがもとでした。
お金などの問題で簡単には準備できないため「だったら自分のスマホを使えばいいじゃないか」ということで、学校でのBYODも進んでいます。
今回は「BYODは何か」そして「学校でのBYOD」についてまとめています。
BYODとは
- "Bring Your Own Device"の略
- 自分のスマホ・PC・タブレットを会社や学校に持ち込み、そのディバイスで仕事や勉強をすること
- 自分の使い慣れたディバイスを使える
- 会社や学校が購入しなくていい(コストダウン)
BYODの大きなメリットはこの2つです。
ただ簡単には導入できないデメリットもあります。
BYODのデメリット
- セキュリティの問題
- 仕事とプライベートの境が曖昧になる
- プライバシーが保証されない可能性も
一番大きいのはセキュリティの問題でしょう。
個人で使っているうちにウィルスにかかってしまえば、仕事などで使う大切なデータに影響してしまうかもしれません。
紛失・盗難により情報が漏れてしまうこともあります。
仕事とプライベートの境が曖昧になることも問題です。
自分の端末なので私用の着信があるかもしれません。
逆にプライベートでも仕事のデータを持ち歩くことになるかもしれません。
そうなると仕事のことが頭から離れないかもしれませんよね。
他にも自分のプライバシーが侵害される可能性もあります。
あるケースでは自分の連絡帳の連絡先が、会社の連絡帳にも同期されてしまったということです。
これらの問題を解決するためにMAMというソフトなどがあります。
MAMは"Mobile Application Management"の略で、
- 仕事とプライバシーを分ける
- データを暗号化する
- 端末にデータを残せないようする
などの機能があります。
学校でもBYODが始まっています
高校を中心に学校でもBYODが始まっています!
2020年には長い休校期間がありました。
これをきっかけに自宅でのオンライン学習の有用性が一段と注目されていますよね。
これと関係なくはないと思いますが、文部科学省も中学校でのスマホ持ち込みを認める方針を決めました。
今後は学校でのBYODも進んでいくのでしょう。

学校へのBYODでできることやルール
- スマホ・PC・タブレットなどを使った効果的な学習
- 分かりやすい動画をみてもらう(図形の変化など)
- 音声データを提出してもらう(英語の発音など)
- プレゼンテーション資料の表示
- より多くの生徒情報を集め指導に活かす
- 緊急時の連絡を取れるようにする
- 休校時などの自宅学習の役に立てる
生徒も先生もともに情報量が多くなって大変だとは思いますが、たしかに出来なかったことが出来るようになる点が多いですね。
学校生活全般の充実に役立ちそうです。
ただ、いいことばかりではなく、また勉強の妨げになるのではないかという声もあり、学校へのBYODにはルールが設けられることがほとんどです。
- 授業中の通話・SNSへの投稿は禁止
- 動画配信は禁止
ルールと言うと窮屈な印象を受けてしまいますが、これは結構普通のルールですよね。
ただ、学校内では学校のwifiが使えることになりますが、そのネットワークがもともと禁止しているものもあります。
- 法に触れるもの
- オンラインゲーム
- 金銭のやり取りが発生するもの
- 指定されたアプリ以外のダウンロード
など
そして、一般的な携帯電話と同様のフィルタリング(有害なサイトを開けないようにする)もされているということで、その点も安心です。
学校が無線wifiスポットになるので便利!
学校が無線wifiスポットになると思うと嬉しいですよね。
なんと言っても通信料がタダです!
たしかに普段スマホなどでしていることが全てできるわけではありませんが、逆に学習などに使うことも多いそうです。
- 黒板の写真を撮る
- 友達のノートの写真を撮る・SNSで交換する
- 分からないものを調べる
- スケジュール管理
- 休み時間にゲーム
- 休み時間にSNSをチェック
想像するととても便利ですね。
黒板の写真を撮るは便利だと思います。
理解するのに精一杯で黒板を写している場合じゃないときも想像できますし。
あと、SNSチェックもいいですよね。
学校内って情報が遮断されていて、帰って初めて知ることって多くあるものですから。
BYOD実現のためには課題も
便利で有効な面がある学校へのBYODですが、課題もあります。
- 費用負担をどうするか(自治体か保護者か)
- 安定したネットワークのための費用問題
など
この他にも「学校のネットワークにつなぎたくないという生徒がいる」などの問題もあったそうですが、多くはお金の問題のようです。
スマートフォンは精密機械なのでどうしても値段は高くなってしまいますよね。
今後のスマホなどの必要性を考えると、優先順位を高くするべきタイミングなのかもしれません。
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